患者・利用者から「叱られた」職員のフォローの仕方で悩んでいます|Q&A
掲載日:2025年2月6日/更新日:2025年2月6日

Q. 最近休職した新人職員に共通することが 患者からの「お叱り」でメンタルに陥ってしまったこと。面接では、なかなか深く引き出せませんでした。 若い方は、叱られ慣れていないというか、普段からあまり注意を受けてないとか、どんな事に注意したら良いか、アドバイス頂けたらと思います。

A. 最近の若者は叱られ慣れてない、打たれ弱い、とよく言われますが、昭和世代の指導者に育てられた今の指導者の指導のされ方が本当に良かったかどうかは振り返ってみることは必要でしょう。不要なトラウマを植え付けるような指導の仕方がいいかどうかは再考が必要です。

本題から外れましたが、まず患者様からのお叱りは、カスタマーハラスメントでないかどうかはきちんと把握しておく必要があるでしょう。カスハラであれば職責者や場合によっては管理者が適切な対応を取る必要があるでしょう。現場では、ハラスメントまでは至らず、グレーゾーンの件が多いと思います。

叱られることに関して、一方的にどちらが悪いと言うことはないと思います。一緒に叱られた件について分析し、次に繋げていけるような対話を行なっていくことが必要と思います。本人が支えられた感じを持てるように成長を促していくことが次につながっていくと思います。