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第2回心理職全国交流集会を開催しました。

掲載日:2025年7月5日/更新日:2025年7月24日

この資料について

2025年7月5日(土)に一日かけて、初めてハイブリッド形式で心理職全国交流集会を開催しました。午前は、参加者自らの手挙げで準備された活動内容が5本報告され、後半は「令和6年能登半島地震」での心理職支援について、受け入れた側の石川民医連からもご報告をお願いし、学び・交流しました。 午前中のプログラムでは、「外来・病棟・地域で多職種連携で密にカンファレンスしながら活動を展開している」「いつも思う事は、生活がままならないのに心のことなんて考えられないというケースワークの視点」「急性期から亜急性期、外来まで人生に伴走できる醍醐味と、最後のとりでとして地域から大きな信頼のある民医連で働けるやりがい」「看護師資格も持つものとして経営的な困難の中、看護業務兼務で働いているが、地域密着型の病院で緩和ケア・グリーフケアにも深く関わっていきたい」「患者サポートセンターの一部署として心理相談室を構えていて、病院の窓口機能であることを意識して活動している」など、多彩で個性的な特徴ある報告がなされ、心理職能の幅広さを実感させられました。午後は東日本大震災から熊本地震、そして能登と、民医連としての震災支援の関りがアップテートされてきた歴史も学び、「手引き」として整理して欲しいとの声も出されました。 『そもそもの心理士としての姿勢から、業務上の具体的な取り組みや工夫まで、伺うお話全てが刺激的で、自身の役割や立場を再認識する機会となり、大変有意義な時間でした。様々なアイデアも浮かび「私もがんばろう」と元気をもらえました』などの感想が寄せられました。