職員の健康を守るページ

5-6 新入職員|多様性などに配慮したヘルスケア

掲載日:2026年3月16日/更新日:2026年3月16日

この資料について

「医療・介護労働者」の新入職員においては、新入 職員に見られやすいストレスの3側面があります。

特に、「医療・介護労働者」としての特有のストレス として、①医療行為自体に伴う本来的なストレス(避 けられない死に直面する場面が多い・診断、治療に おいて決してミスを許されない等)、②医療施設にお ける外的ストレス(仕事の量・質、人間関係、勤務 問題等)等の特有のストレスがあります。また、医 師に限らず、看護職も「ミスを起こした場合、訴え られる」という事が近年増加傾向にあり、「ミスをし たらどうしよう」「訴えられたらどうしよう」等の不 安、ストレスも加わります。

介護労働者は中途採用 者も多く、医療労働者とは違ったストレスがありま す。

また、近年の新入職員においては、新型コロナ ウイルス感染症のパンデミックのもと、入職前から 職場体験や、臨地実習に行くことが出来ない等の制 限や、学生生活があり、様々なコミュニケーション の場面も減少しています。

入職してからは、新型コロナウイルス感染症に自 身が罹患した場合に、「他者へ移してしまったらどう しよう」等心理的な不安やストレスが発生します。

加えて③社会人として家族から独立し、生活、経済 的にも自立するというストレスもあります。

それぞれ個人の状況は異なりますが、経済的状況としては親からの援助を受けられず、奨学金の返済に不安を 抱えて入職する職員もいます。

このように様々な不 安やストレスと同時に、大きな目標と理想を胸に抱 き、「医療・介護現場」に携わる労働者としての生活 をスタートさせるということを念頭に置き、新入職 員を温かく迎えましょう。

入職後は、民医連の理念(民医連綱領)民医連が 目指す理想と現実のギャップという民医連特有のス トレスを抱える労働者もいます。

近年は、卒後1〜 2年目の看護師のメンタル不調での退職者が増加し ており、対応強化も必要です。

入職後の労働者の健 康管理の責任は事業者にあります。

セルフケアに加 えて、ラインによるケア、必要に応じて産業保健ス タッフによるケアや事業場外資源によるケアが受け られるよう、一人で悩みを抱え込まないように、相 談窓口の周知、新入職員全員のフォロー面談、新入 職員のオリエンテーション時に学習動画シリーズ⑪ 視聴、新人看護師集合研修にピア・サポートの導入 等の実践を参考に、相談しやすい取り組みを広めま しょう。

(関連資料)全日本民医連 職員の健康を守る

こんな時に利用する

『健康で働きつづけられる職場づくり』