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3-1 はじめに|ハラスメントのない職場づくり

掲載日:2026年3月15日/更新日:2026年2月9日

この資料について

1 はじめに|ハラスメントのない職場づくり


 職場のハラスメント問題は、前回のパンフにも取 り上げられています。しかしこの間、問題が一層深 刻となり、行政の動きも広がってきています。職員 一人ひとりの心身の健康と尊厳を大切にしようとす る民医連であればなおのこと、ハラスメントを起こ さない実践が必要であると考え、今回の改訂では別 に章立てしてその重要性を示すこととしました。

 2019年ILO総会で「仕事の世界における暴力と ハラスメントの除去に関する条約」が日本を含め採 択されました。日本では条約の批准はなされていま せんが(2023年時点)、2020年1月「パワーハラスメ ント防止のための指針」が告示され、さらに労働施 策総合推進法が施行され(2020年6月)、パワハラ対 策は企業の義務となり、2022年4月からは中小企業 を含め全企業で義務化されています。

 この背景には、精神疾患の労災申請数・支給決定 数の増加、その理由の中での「ひどい嫌がらせ等」 が高水準であること、実際民事上の個別労働紛争の 相談内容でもこの10年「いじめ・嫌がらせ」がトッ プを占めさらに増加傾向であることなど、労働者に とって職場でのハラスメントが深刻になっている実 態が示唆されているからです。医療や介護現場でも 同様か、他の業種以上に深刻な実態があります。

 医療介護現場でのハラスメントは4つに分類され ます。安全安心な職場づくりのためには、4つとも 対策が必要で すが、ここで は③④を取り 上げます。

医療介護現場のハラスメント

①患者利用者から患者利用者
②職員から患者利用者
③職員から職員
④患者利用者から職員

こんな時に利用する

『健康で働きつづけられる職場づくり』